ソフトバンクのエース・杉内が西武打線を手玉に取って今季3度目の完封。同僚・和田と並ぶリーグトップの12勝目を挙げた。
「ブルペンで調子がいいと言われたのでそう思って投げた」と杉内。課題の立ち上がりを抑えて尻上がりに調子を上げると、相手打線はワンバウンドのスライダーに手を出すほど。4安打しか許さず、終わってみれば無四球10奪三振の快投でチームに6連勝をもたらした。
だが、ここまで防御率は3点台で杉内も「勝っているように見えるけど、内容はあまりよくない。前半戦は野手に助けられてばかり」。後半戦に向け「厳しい戦いが多くなるので、ピッチャーが助けないと」と気を引き締めていた。
★工藤がプロ最多の実働年数を29年に 西武の工藤公康投手(47)が20日のソフトバンク戦(ヤフー)に2番手として登板。プロ野球実働29年となり、自身が持つ記録を更新した。この日は七回1死一塁から3分の2回を投げ、1四球、無失点に抑えた。初登板は西武時代の82年4月10日の阪急戦(西武)。
◆通算1000安打=プロ野球259人目 西武の中島裕之内野手(27)が20日のソフトバンク戦(ヤフー)で七回、杉内から右前打を放って達成。初安打は02年10月6日、日本ハム戦(東京)で金村から。
引用元:Yahoo!JAPANニュース